リフレーミングゲーム

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短所だって、見方を変えると長所に変わるよ！

誰だって短所はあるもの。でも、見方を変えると立派な長所に変わります！相手の短所を長所に変えてプレゼントする楽しいワークです。

ワークの目的	ものの見方を変える
対象者	どなたでもＯＫ
時間の目安	約１０～２０分
人数	３～４人/グループ
準備	筆記用具

ねらいと効果

ものの見方（フレーム）を変えることで、考え方や心の状態を変えられることを体感します。

複数のメンバーと一緒に、ゲーム感覚で楽しみながら取り組むことで、自分の短所が、意外な長所であることに気づくことができます。

短所が長所に思えると、意欲が上がります。

進め方

３人～４人のグループをつくり、ワークの説明をします。

「４～６人のグループをつくって下さい！」

「誰にでも短所はあるものですが、見方を変えると、立派な長所に変わります！いまから、本人が短所だと思っていることについて、他メンバーが長所に変えてプレゼントするワークをやります！」

コピー用紙に、自分の弱みを３つ書きます（約３分）。

「 A４の用紙をタテに三つ折りにし、折り目をつけます。」

「自分の性格について弱みだと思う表現を、折り目に合わせて３つ書いてください。３分くらいでやってみましょう。」

プレゼントを受ける順番を決めます。　

「それでは、いま皆さんに書いて頂いた弱みだと思うことを、他メンバーから強みに変えてプレゼントしてもらいますので、発表する順番を決めて下さい。」

１番目の人は、弱みを書いた用紙を皆に見せ、他メンバーから、強みの言葉に変えてもらいます。

「１番目の人は、弱みを書いたシートを皆に見せながら、弱みだと思う理由を説明します。説明が終わったら、他メンバーは、弱みを強みの言葉に変えて伝えてあげてください。１人約３分を目安にお願いします。」

３分経ったら、次の人に交代し、全員の順番が終わるまで続けます。

ワークの効果を最大化するコツ

❑　ワークの前に、具体例を共有しておくとスムーズに始められます！

　人によっては、イメージが湧きづらかったり、ハードルを感じてしまう方もいるので、ワークに入る前に、具体例を共有してから始めると良いでしょう。

❑　どんなアイディアでもOK！思いついたら、すぐ言ってみる！

　短所を長所に変える時に、正解や不正解はありませんので、思いついたらどんどん伝えてみましょう。連想ゲームのように、楽しみながらやると、アイディアが湧いてきやすいです。

❑　大事なのは、プレゼントを受ける本人の見方が変わり、状態が良くなること！

　自分にない他者からの視点は、大きな気づきとなります。強みに変えてもらうことで、本人の見方に変化が起こり、心の状態が良くなることが大事です。

学びと活用のポイント

私たちは自分独自のものの見方（フレーム）で世界を捉えている

　私たちのものの見方（フレーム）は、これまでの体験をもとに作られています。そして、それぞれ異なる体験をしてきていますから、モノの見方は皆違って良いのです。良い悪いは一切ありません。でも、一度あるものの見方を採用すると、それが人生に影響し始めてしまうのです。例えば「人生って楽しい」と捉えている人と「人生って辛い」と捉えている人では、その後の人生はどうなるのでしょうか。恐らく、その人が信じた通りの人生となる可能性が高いです。

ものの見方（フレーム）が変わると人生が変わる！　　

　ものの見方を変えることを「リフレーミング」と言います。ものの見方を変えれば、物事の意味が変わります。ネガティブな視点ではなく、良い点を見ることによって、同じ体験でも、感じ方が変わってきます。日々の小さな体験の積み重ねが私たちの人生を創り出していることを考えると、ものの見方（フレーム）の変化が私たちの人生に与える影響は大きいと言えるでしょう。