〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21 ちよだプラットフォームスクウェア1095
ある図形を情報伝達するゲーム体験を通して、楽しみながら、円滑なコミュニケーションに必要なポイントを学びます!
ワークの目的 | コミュニケーションの留意点を学ぶ |
対象者 | どなたでもOK |
時間の目安 | 約15~20分 |
人数 | 4~6人/グループ |
準備 | 筆記用具(紙・ペン) |
ゲーム感覚で、楽しみながらコミュニケーションの留意点を学べます!
「1人が情報伝達役になり、他メンバーにある「図形」を伝えるワークです。果たして、情報はうまく伝わるのか?どんなことが起きるのか、体験してみましょう。」
「グループの中から、情報伝達役を1人決めて下さい。」
「決まったら、情報をお見せしますので、私(講師)のところまで来て下さい。」
「他メンバーにどのように伝えれば同じ図形を描いてもらえるか、1分間考えて下さい。」
「情報伝達役は、他メンバーに口頭で図形を説明して下さい。他メンバーは受け取った情報をもとに、図形をシートに正確に再現してください。時間は3分間です。ただし、他メンバーは、質問や確認は一切できないこととします。では、始めて下さい。」
「この図形と全く同じものを書けた方は、手を挙げて下さい! 」
「条件を変えてもう一回やります。今度は、他メンバーの方は、不明な点があれば、情報伝達役に質問や確認をしても良いことにします。お互いに、コミュニケーションをとりながら進めて下さい。」
「決まったら、情報をお見せしますので、私(講師)のところまで来て下さい。」「先ほどと違う方が、情報伝達役になって下さい。」
「他メンバーにどのように伝えれば同じ図形を描いてもらえるか、1分間考えて下さい。」
「時間は3分間です。今度は、お互いに質問や確認はOKです。では、始めて下さい。」
「この図形と全く同じものを書けた方は、手を挙げて下さい! 」
❑ 1回目と2回目の正解者の数を比較する!
1回目は、情報を受け取る側が質問できない「一方通行のコミュニケーション」でした。一方、2回目は不明な点を質問できる「双方向のコミュニケーション」でした。各々、正解した人の数を数えておいて比較すると、2回目の方があきらかに正解者が多くなることがわかりますので、円滑なコミュニケーションをとるには「双方向」な関りが大事なことに気づけます。
❑ ミスコミュニケーションを防ぐには、何が必要かを振り返る!
1回目と2回目の体験を踏まえたうえで、コミュニケーションミスを防ぐには、どんなコミュニケーションのとり方をすれば良いのか、皆で振り返ると良いでしょう。「伝え手」としては、どんなことを意識すればよいのか。「受け手」としては、どんなことを意識すればよいのか。それぞれの立場に立って具体的に考えてもらうと、学びが深まります。また、職場の中で「一方通行のコミュニケーション」になっている場面を取り上げ、コミュニケーションのとり方をどう変えると良いのか、話し合ってみると行動変容に繋がります。
コミュニションには、誤解やズレは当たり前!だから、一方通行ではなく、丁寧なキャッチボールが大切。
職場の中で「一方通行」のコミュニケーションになりがちな場面は、多々あります。例えば、「上司からの指示命令」「受信メールの内容」「通達文書」等々。もらった情報に対して不明な点を確認しないで、勝手な判断をしてしまうと、間違った対応になりかねません。なので、不明な点をわからないままにせず、質問や確認を丁寧にすることで、コミュニケーションミスによるトラブルを防ぐことができます。お互いに忙しいと、一方通行になる傾向が増えますので、気をつけましょう。
伝え手の留意点
□伝えたい情報を事前に整理しておく
□わかりやすい言葉で正確に伝える
□相手が理解したか確認しながら伝える
□言葉だけでなく、ジェスチャーを交えながら伝える
受け手の留意点
□最後まで、口を挟まずに聴く
□否定しないで一旦受け止める
□不明な点は必ずその場で質問する
□受け止めた内容が間違っていないか、伝え手に確認する
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