〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21 ちよだプラットフォームスクウェア1095
こんにちは。
リソースフルデザインの木之上です。
皆さんは、研修に対してどのようなイメージをお持ちですか?
たとえば、皆さんの中に明確な目的がある時、
「資格を取得したい!」とか
「〇〇を学びたい!」とか
そういう時は、自分のためだと思って、
意欲も高く、積極的に参加しようと思いますよね。
受講者が、こういうやる気のある方ばかりなら、
講師も楽なのですが・・・。
残念ながら、私が得意とする企業研修は、
こういうやる気のある方は、非常にまれなのです。
企業研修は、
どちらかというと受講者から嫌がられる存在です。
「このクソ忙しいのに・・・研修どころじゃない!」
「たださえ業務で手一杯なのに、どうして研修受けなきゃいけないの!」
「無難にやり過ごして、早く仕事に戻りたい・・・」
「どうせ、役に立たないに違いない」
「研修嫌だなぁ・・・、正直不安」
多くの方が、このような心の状態で研修に来られるので、
研修開始前は、皆さん不機嫌そうなオーラを醸し出してます(笑)
受講者の皆さんの気持ちは、よ~くわかりますよ。
上司から「研修に行ってこい!」と言われて、
仕方なく参加するわけですから。
しっかり動機づけされてないのです。
このままの状態で研修に参加しても、
意欲が低いままで、時間の無駄になってしまいます。
これではマズイ!
そこで、私が意識することは何か・・・
『受講者の心の状態をいかに良くしていくか』
に尽きるのです。
マイナスの感情(嫌!)を、プラスの感情(楽しい!)
に変えていく。
ここに全力を注いでいくのです。
楽しければ、積極的になるし、脳も活性化して
視野も広がり、気づけることが多くなり、前向きになる。
研修の早い段階で、この状態まで持っていきます。
まずは、つかみが大切。
「エッ、この研修、意外と楽しいかも・・・」
「仕事に役に立つかも・・・」
と感じてもらいます。
中盤では、
「なるほど!」
「そんな見方もあるんだ!」
等々、視野を広げたり、深めたり、自分事として捉えてもらいます。
エンディングでは、
「俺、やってみるよ!」
「俺、変わんなきゃヤバいな・・・」
やる気スイッチをオンにして、その後の行動に繋げてもらいます。
このように、
企業研修のプログラムでは、
「受講者の感情を核にして設計する」ことが大切なのです。
エピソードで学ぶ
「研修講師が大切にする7つの考え方」
今日の教訓!
その⑤『研修は、感情設計が肝心!』
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
良い1日を!
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