レジャーランドへＧＯ！

❑ タイムスケジュールを作って安心するチームが多い・・・

　時間割の発想で情報を整理すればいいことに気づけたチームは、比較的早めにスケジュール表を完成させることができます。そして、時間内にできたことに満足感を覚え、制限時間を持て余すことが多いです。でも、実はそこに落とし穴があるんです！

❑ 発表の後、目的を再確認してもらうことがポイント！

　発表が終わった後に「このイベントの目的は何でしたっけ？」と問いかけて下さい。イベントの目的は、従業員に感染症対策に留意しながら、安心して交流を深めてもらうこと。そのための「行動予定」ということでしたよね。ということは、各グループの行動予定がわかるだけでなく、感染対策にも留意することの意識づけが明記されている必要がありますよね。正解例を見せながら、タイムスケジュールを完成させるだけでは、いま一つということを伝えて下さい。目的を意識することで、仕事の成果クオリティーが変わることを再認識してもらうことがこのワークのポイントです。

　私たちは、目の前に問題があると、その問題を解決することだけで頭がいっぱいになり、つい目的を見失ってしまいがちです。すると、成果物のクオリティはどうなるでしょうか。目的を意識したものと、そうでないものとでは、あきらかに成果（クオリティ）に差が出るということですね。

　そして、仕事の目的を意識することで、仕事の品質が向上するだけでなく、仕事への取組み意欲も上がることを共有できると良いですね。人は、眼前の仕事に忙殺されていると、心の状態が悪くなって、意欲が下がりがちですが、じつは目的（ゴール）を意識することで意欲を上げることができます。