相手を動かすフィードバック

 相手に耳の痛いことも伝えてますか?

日本人は、フィードバックが苦手な人が多いと言われています。では、どんな伝え方をすれば、相手に伝わるのでしょうか?

ワークの目的

相手に伝わる伝え方を理解する

対象者 どなたでもOK
時間の目安 約10分
人数 何人でもOK
準備

ねらいと効果

どう伝えれば、相手に伝わるフィードバックができるのか、フィードバックの考え方と手法を学びます。

特に、日本人が苦手としているネガティブフィードバック(相手にとって耳の痛いことを伝えること)が出来るようになります。

進め方

下のスライドを見せ、参加者に問いかけます。 

AとB、2つの表現があります。」

「Aは『佐藤さん、デスクワークする時、貧乏ゆすりして、良くないですよ!社会人として、ダメですよね。』と言っています。」

「Bは『佐藤さん、デスクワークする時、貧乏ゆすりしてますよね。私、それが気になって、仕事に集中できないんですけど・・・。』と伝えています。」

「相手に伝わるフィードバックは、どっちだと思いますか?お隣りの人と考えてみましょう。」

数名に、答えとその理由を訊きます。 

では、どっちだと思うか、理由と併せて教えて下さい。

どっちがフィードバックか、解説します。  

「正解は、Bです。Aは、フィードバックではなくて、評価になってますよね。『あなたは良くないですよ!ダメですよね。』と良いか悪いかのジャッジをしています。人間は、否定されると、心理的に抵抗するので、ジャッジされた佐藤さんは行動を改めてくれる可能性は下がってしまいます。」

「一方でBは、客観的な事実を伝えたうえで、それに対してどんな影響が起きているのかを、私を主語にしたIメッセージにして伝えていますね。ジャッジしていないので、佐藤さんが行動を変えてくれる可能性が高まります。これがフィードバックなんです。」

ワークの効果を最大化するコツ

❑ 参加者同士で実演してもらうと、違いを体感できるのでおススメ! 

 2人一組のペアをつくり、フィードバックする役とされる役に分かれて実演してもらうと、理解が深まります。まず最初に、フィードバック役は、Aのセリフを感情をこめて伝えます。少し間をあけて、今度はBのセリフを感情をこめて伝えます。伝え終わったら、フィードバックを受けた人に「それぞれ、どんな気持ちになったか」、感想を話してもらうと良いでしょう。恐らく、AとBとでは受けとめ方が大きく異なることに気づくと思います。

❑ 無意識にAのようなジャッジをしていないか振り返ってもらう

 私たちは、Aのような伝え方が良い伝え方ではないと、頭の中ではわかっていても、つい無意識にやってしまうことがあります。相手をジャッジしたり、否定すると、関係がギクシャクしますし、相手の行動変容はあまり期待できませんよね。じゃあ、どんな時にAのような伝え方になる傾向があるのでしょうか。どんな時にとんな伝え方になるのかを具体的に書き出し、それをどう言い換えてフィードバックすればいいのか、5分くらい時間をとって皆さんに振り返ってもらうと、学びが深まります。

学びと活用のポイント

フィードバックは相手の鏡の役割。事実を伝えること。

 フィードバックは、一言でいうと相手の鏡の役割です。人間って、自分のことは自分で見ることができませんよね。なので、「あなたはいまこうなってますよ。こう見えてますよ」っていうのを、見えてない本人に伝えてあげること。そうすると、客観的に自分がどう見えているかを知ることができますね。部下メンバーに何かしらの行動を改めてもらいたいときに、フィードバックが必要になります。

日本人はフィードバックが苦手。 

 ただし、フィードバックで気をつけなければいけないのは、ジャッジをしないことです。大切なのは、あくまでも客観的な事実を伝えることなんですね。でも、それが出来ずにジャッジをしてしまう癖があるので、相手との関係が壊れることが多いです。すると、「相手との関係を壊したくないなぁ。嫌われたくないなぁ。」という心理が生まれて、フィードバックが出来なくなってしまいますね。でも、相手の行動を改めてもらいたいときには、ちゃんとフィードバックしないといけませんよね。そこで、カギになるのが、「Iメッセージ」なんです。

ネガティブフィードバックは、Iメッセージを使うと伝わる。

 Iメッセージを使うと、ネガティブフィードバックが効果的にできるようになります。まず、最初に許可をとります。「私の感じたことを伝えてもいいですか?」次に、Iメッセージで「私にはこう見えました。聞こえました。感じました。」最後は、「あなたはいかがですか?」というふうに確認をするということです。

 なぜ、このステップを踏む必要があるかというと、フィードバックする人は客観者ですよね。でも100%客観はムリですね。どうしても主観が入ります。だから、正しいとは限らないわけです。なので、最初の許可は、どういう意味かというと「私の主観が入ってるので、間違ってるかもしれないですど、感じたことを伝えても良いですか?」という意味なんですね。で、その後に、Iメッセージです。「私にはこう見えました。でも、100%客観ではなくて、私の主観が入ってますよ」と。

 なので、ジャッジは本人に返しています。「あなたはどう思いますか?」いうことですね。すると、相手も反論することができるわけです。とてもおススメの伝え方なので、良かったら使ってみてください。

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